よく聞く合成皮革とは?本革との違い、またその注意点とは

合成皮革と本革の違い

合成皮革とは、人が作った、革に似せて作ったものです。いわゆる本革製品の代用品として多くの製品に使用されていますが、性質は本革とは大きく異なります。

本革の特徴としては、長持ち・高級感が挙げられます。また、使い込むと味が出るといわれているのが本革です。自然のものなので個体差が大きいのも特徴となっています。

対して合成皮革とは、布地の表面に合成樹脂をボンドで張り合わせた、本革に似せたものを指します。こちらは本革の質感を人工的に作っているため、品質に差がなく、大量生産に向いています。

合成皮革製品の注意点、またよく言われる寿命とは?

合成皮革製品については耐用年数が生地になって2〜3年と言われています。使用状況にもよりますが、おおむねそのぐらいで合皮剥がれが起こったりひび割れが発生してきます。

ただし、ここで重要なのは製品になってからという所です。

製造後に速やかに並ばなかったり、並んでいても売れずに残っていてアウトレット品にまわってきたりすると、その間に1年ぐらい経過してしまい、新品なのに寿命があと1年敷かないと言うことも起こります。

実際に買って1年で合皮剥がれが起こることもあります。

服等を作る際には、生地を大量生産して、それを組み合わせて作成します。ですので、生地の状態で保管されてる期間というのは、消費者にとって知ることの出来ない期間なのです。

また、量を作るのが大変なので、完成〜販売時期も結構長くなっています。冬物商品は秋には店頭に並びます。夏には完成、春から作り出している。ほぼ1年となります。

例え1年で生地から販売までたどりついたとしても、売ってる物はホントに出来立ての物でしょうか?

売れなければ、次のシーズンだったり、アウトレットに回ったりしますので販売時に2年以上経ってるものもたくさんあります。

そのシーズンにクリーニング出して、合皮が剥がれてボロボロになってしまう。。。そういうことが起こります。

ですので、合成皮革の寿命は「生地になって3年」です。理解して購入しましょう。

最適なお手入れ方法

清潔に保つのが、長持ちの秘訣です。使用したら、濡れた布等で、必ず汚れを取って下さい。洗えるものは、洗うのが良い方法です。合成皮革は加水分解によって劣化がすすみます。

難しい言葉ですので簡単にいうと、温度と湿度があると分解、言い換えると劣化が進むという事です。

なので、温度・湿度の低い場所に吊るして保管が必要です。

直射日光も厳禁です。

ちなみに、クリーニング返却時の通常のビニール袋は湿気を含みやすいので、必ず取って保管してください。

クリーニング方法について

最近の合成皮革商品は洗濯表示にも書いてあることも多いですが劣化するものです。洗う以上、劣化、この剥がれる事を防ぐ手段もありませんので、保証対象外となっております。

クリーニングパンダでは、出来る限りデリケートに洗い、生地にやさしい自然乾燥などの取り扱いを行っております。

クリーニングの失敗で起きる事故ではございませんのでご理解の上、ご利用をよろしくお願いいたします。

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